様々な場面で活躍
スライディングウォールは、天井可動式間仕切りと呼ばれ、オフィスには欠かせない工事の一つです。天井に取り付けたレールからパネルを吊り下げ、パネルを移動して部屋を仕切ったり、格納して広く使ったりするためのレールとパネルの取り付け工事を指します。オフィスビルを中心に、ホテルの宴会場や展示場施設などで利用されています。
多種多様な仕様にも正確に対応
会議室やセミナールームをはじめ、幼稚園や介護施設など、多種多様な場面でスライディングウォールは使われていますが、量産品でも既製品でもなく、それぞれの場所で仕様が異なるため、現場の状況を判断しながら、的確かつ迅速に設置することがポイントです。同時に、実際に使う時の動かしやすさ、走行の滑らかさにも細心の注意を払いながら、丁寧に仕上げていきます。
また、美術館や国際会議場といった施設は、高さが10mを超えるような大きな展示パネルとなり、特殊な施工になります。展示物や催し物などスタイルに合わせて、どのようなレイアウトにも対応できるようにレールが張りめぐらされているため、対応できる技術と専門性が求められます。これまで培ってきた経験と信頼を基に、いかなるタイプの仕様にも自信を持って臨んでいます。また、特大のパネルはオーダーメイドやスペシャルオーダーが多いため、パネルの交換を含めて、定期的なメンテナンス作業が必要になります。技術をしっかり伝承しながら、安心して長期にわたり継続して使っていただけるように努めています。
時代とともに高まる需要
今後、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、オンラインによる打ち合わせやセミナーなどの機会は増えていくことが想定されます。利便性が高く、より快適で適切な空間利用が期待され、スライディングウォールの需要も高まっていくものと思われます。皆さまのニーズを的確に捉え、今後も仕様に合わせた正確な施工を手掛けていきます。