置床タイル

業界トップクラスの実績

置床タイルは「おきゆか」と読み、OAフロア施工のように支持脚を置いて、その上に60cm四方のタイルを直接乗せていく工法です。比較的新しい商品になりますが、オフィスやタワーマンションといったコンクリートの構造の建物で採用され、大学や商業施設、個人宅など、さまざまな建造物で利用されています。

弊社はこれまで、OAフロア施工において、業界トップクラスの数多くの実績を重ねており、置床タイルの場合においても、今日まで培ってきた技術を応用しており、その施工に自信を持っています。

 

正確かつ安全な施工

施工は一般的に湿式工法が採用されています。セメントを塗りながらタイルを置いて固めて貼り付けていく方法ですが、置床タイルの留意点は、いきなり仕上げになるため、細心の注意を払うことが挙げられます。OAフロアでは、床の上にじゅうたんなどを貼るので、それほど大きな影響は出ませんが、置床タイルの場合、もし1cmの穴が空いていたら、けがにつながるケースも起こり得るため、より丁寧に慎重に進めつつ、正確かつ迅速に施しています。

 

保温性や防音性の効果もあり

置床タイルには、いくつかのメリットが挙げられます。床下に隙間ができるため、メンテナンスや清掃作業などが容易になったり、断熱などの保温性や音を遮断する防音性などの効果が期待できたりします。また、リフォームやリノベーションをする時にも、床下の空間を有効的に使用でき、利便性は高まります。

近年、東京都千代田区にある登録有形文化財建造物「旧九段会館」の建て替え事業において、置床タイルの施工に携わりました。施工では支持脚だけで済むため、建物にも優しいのが大きな利点です。古い建物のリニューアルやリノベーションを行う際には、置床式のニーズが高まっていくと思われます。タイル業界の関係者とも協力しながら、皆さまの期待に応えていきます。

 

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